SNSで情報発信する際に読みにくい文章は相手を混乱させてしまうことがあります。この記事では私が考える「読まれるライティング術」を記載します。
メールやチャットで使う文面ではなく、Twitter含めたSNSで情報発信する際のライティング方法になります。
1行目が9割
映画やドラマで最初がつまらなかったら続きを見る気が無くなります。これと同じで1行目で興味関心をひく文章を配置します。これが出来なければ、2行目が読まれることはありません。
例えば「炎上覚悟で申し上げます」を最初に考えて発信した人は現代の天才だと思います。本当に炎上を覚悟した者であり、「申し上げます」と相手を敬うところで凄まじい葛藤が見え隠れする表現だと感じます。
Twitterで良く使われる1行目は「衝撃です。ねぇきいて。何度でも言います。ぶっちゃけます。信じられない。断言します。これはマジです。単刀直入に言います。」という表現を見たことある方もいるでしょう。このような言葉を最初に入れることで注意を引くテクニックの1つです。
実際に数値は伸びる傾向があるので効果的だと判断しています。「炎上覚悟で申し上げます」を初めて使った人のように新しいものを自分で作りあげていきたいと感じます。
事実であれば、「会社やめます。起業します。結婚します。離婚します。」これは人生のターニングポイントを結果から書いていく形です。この場合は2行目から理由を述べていくと読みやすくなります。事例を書いておきます。
改善前:
新卒から20年、勤めた会社を辞めます。
改善後:
会社を辞めます。新卒から20年、勤めました。
添削した箇所のポイント。文章を分割し1行目を結果にしてみました。印象が大きく変わります。順番を変えるだけで文字情報の印象が変化することがわかると思います。発信する前に1行目はそれで大丈夫なのか判断しながら試行錯誤することをオススメします。
改善前と改善後でどちらが伸びるかはわかりません。両方、試して伸びた方がそのときの最適解なのだということです。正解という概念は基本的に存在しないことを理解しておくと良いです。
わかりやすい文章を目指す
一言で説明すると小学生にも伝わるように文章を書くことです。例えばミーティングを「MTG」と表記する人がいます。ここの表記方法は「会議」がベストです。(過去に自分はMTGと書いてました。泣)
これはGoogleトレンドというサービスです。キーワードを入れるだけで検索数がわかります。自分が日常的に使ってる言葉が世間一般でも使ってるとは言えないのです。わからない単語が入ってる文章ほど面白くないものはありません。
一つ一つの単語に注意が必要という話。
シンプルに書く
端的に書くことが良いです。上記の「わかりやすい文章」にも通ずるところがあります。例えば先ほどこのブログ内で書いてあった文章を端的にシンプルにまとめてみます。
【添削前】 これはGoogleトレンドいうサービスです。キーワードを入れるだけで検索数がわかります。自分が日常的に使ってる言葉が世間一般でも使ってるとは言えないのです。わからない単語が入ってる文章ほど面白くないものはありません。
【添削後】便利サービスのGoogleトレンド。キーワードの検索回数が2秒でわかる。「自分の言葉 = 一般的な言葉」の方程式は成立しない。伝わらない文章は読まれない。伝える文章作りに役立つ。
同じことを書いてますが、文章の順番、句読点の位置、文章校正で全く別のものが出来上がります。これも私の記載方法が正しいとは限りません。発信して伸びた方が最適解であるという判断をすれば良いです。
まとめ
文章は少しの工夫で劇的に姿を変えます。情報発信をしてるけど期待する結果が出ていない人は最初に自分を疑ってください。「先入観で書いてないか?難しい言葉を使ってないか?必要ない単語は入っていないか?」を意識していけば良いという話。