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Twitter(X)運用の収益化でいくら稼げるのか!儲からないのか全部公開|4年半で20万フォロワーの中間管理職が教えるリアル

Twitter(X)運用での収益化はできるのか、できないのか

はじめまして、オクシンと申します

今回はTwitter(X)運用で「広告収益配分」のリアルを書いていきます。Twitter(X)の中で収益を出す際にサブスクリプションのプログラム(購入者のみに有益なツイートを提供するもの)もありますが、今回はこちらには触れていません。

儲かるのか?儲からないのか?という疑問に対して、数字を公開して説明します。稼いだ収益に関しては高いと感じる人、安いと感じる人と様々だと思います。リアルなものを書きますので参考になれば嬉しいです。

また本記事は「広告収益配分」に関して記載しています。ここでは紹介しませんが収益化の仕方は複数あることは事前に知っておいてください。

Twitter(X)の収益化の条件や注意点

こちらの収益を得るためにバズツイートにコメントすることでインプレッションを増やそうとするアカウントを良く見かけますが、意味がなく時間の無駄です。なぜ無駄なのかは読み進めてもらえれば理解できます。

こちらがTwitter(X)から収益を受け取るための条件です。

・X Premium(プレミアム)に加入済または認証済み組織
・フォロワー数500人以上であること
・3ヶ月以内のインプレッション数が500万件以上
・最低支払い限度額は50ドル以上
・収益を受け取るための口座でStripeアカウント作成が必要

Xのサブスクメニュー「ベーシック、プレミアム、Xプレミアムプラス」

個人の方であれば上記のプレミアム(月額980円)、もしくはプレミアムプラス(Xプレミアムプラス)に申込みを行い、Twitter(X)に月額課金をする必要があります。

また、こちらの条件は変わる可能性があります。記事を書いたときの条件になっています。

収益発生の条件

「Twitter(X)にポストしたコンテンツへの返信に表示された広告に対する、認証済みアカウントによるオーガニックインプレッションから発生した収益の配分を受け取れます」

上記のようにTwitter(X)公式に記載があります。これをわかりやすく解説します。

Twitter収益分配の仕組み

これを見てわかる通り、難易度がかなり高いと思っています。Twitter(X)内でに課金してるユーザー(認証済みアカウント)がどれくらいいるのかは不明ですが、個人的な感覚値としては多くないと考えるためです。

Twitter(X)運用で収益化するためには

このプログラムで利益を出しやすいアカウントタイプはコメントを誘発するようなアカウントでエンゲージメント(反応数)、とくにコメントが多く出るのであれば、この仕組みは効果的でしょう。

さらにみんながどんなコメントをしたか確認したくなるようなものです。

例えば見たことがあるかも知れませんが「坊主さん(@bozu_108)」のようなコンテンツ(フォロワーからのコメントで成立してるアカウント)であれば収益は大きなものになり得る可能性が高いということです。

実際に私が受け取った期間別の収益

結論から言うとドル円により変動しますが、これくらい受け取ったという参考にはなると思うので公開します。エクセルでまとめたものと管理画面で表示されてるものの両方です。

Twitter(X)広告収益配分

下記がTwitter(X)での広告収益配分の管理画面です。

広告収益配分の管理画面

これでもフォロワー20万人を超えるアカウントですが、こんなものです。私はコメントが多く出るタイプではないので少ない方だと思いますが、個人的な感想として予想してたより少ないものでした。

最初に「744ドル(約11万)」の振込がありましたが、これは上記画像を良く見てみるとわかりますが、期間が2023年2月から8月までの半年分になっているからです。

その後はだいたい2週間おきに計測が行われてることがわかります。

この収益分配システムを利用して月に10万円以上稼げるのは特定のアカウントだけでしょう。それを狙うためにTwitter(X)運用に全てを捧げるのはリスクが大きいと考えます。

結論「お小遣い程度もらえるもので、この収益を得るために全ての時間をTwitter(X)運用に費やすのはリスクが高い」ということです。

記事の監修者

氏名:奥山新也(オクヤマ シンヤ)
SNS上では「オクシン」で活動

株式会社エムフロ 執行役員。1980年生まれ、北海道の札幌出身で趣味はサウナ。新卒から3年で起業含めて転職を3回経験。ウェブデザイン、プログラム(PHP、MySQL)、営業、採用、広報と幅広く業務をこなすが、得意分野は「営業とSNS」。年間セミナー回数は100回以上。

X(Twitter)フォロワー数21万を主軸にSNS累計フォロワー数は26万。SNSを活用し、採用、営業、広報を中心に活動。X(Twitter)年間表示回数3億超え、TikTok月間視聴回数Max1000万。

経歴

2003年:信州大学 数理自然情報科学科を卒業
2003年:警視庁に就職し代々木警察署勤務
2004年:有限会社Zealを起業
2006年:株式会社エムフロへバイト入社
2008年:広告代理事業部の立ち上げ(月間最高売上1.1億達成)
2012年:株式会社エムフロ 執行役員就任
2015年:メディアレップ事業部立ち上げ(月間最高売上1億達成)
2017年:金融ニュースメディアの立ち上げ
2019年:Twitterを中心にSNSでの活動開始
2021年:ソーシャルメディア事業部の立ち上げ

実績

2022年:日本最大級の営業の大会S1グランプリのファイナリスト
2023年:S1グランプリがNHKで放送
2023年:「パソコン最速仕事術」書籍出版(宝島社)
2023年:X(Twitter)フォロワー数21万達成
2024年:東京都が運営する施設「STARTUP HUB TOKYO」で登壇